建物表題登記は、きちんとした土地家屋調査士に依頼すべきです!

建物表題登記を依頼したい
・ハウスメーカーに紹介された土地家屋調査士に建物表題登記を依頼していいのか
・建物表題登記は誰に依頼しても同じなのか

このように考えられて検索されたのではないでしょうか?

建物表題登記は、土地家屋調査士に依頼すれば同じように登記されます。
建物表題登記は、建物の所在、家屋番号、種類、構造、床面積、新築年月日等が登記されます。

なぜ同じように登記されるかですが、下記のように法律で決まっているからです。

不動産登記規則第112条(家屋番号)
家屋番号は、地番区域ごとに建物の敷地の地番と同一の番号をもって定めるものとする。ただし、二個以上の建物が一筆の土地の上に存するとき、一個の建物が二筆以上の土地の上に存するとき、その他特別の事情があるときは、敷地の地番と同一の番号に支号を付す方法その他の方法により、これを定めるものとする。
不動産登記規則113条(種類)
建物の種類は、建物の主な用途により、居宅、店舗、寄宿舎、共同住宅、事務所、旅館、料理店、工場、倉庫、車庫、発電所及び変電所に区分して定め、これらの区分に該当しない建物については、これに準じて定めるものとする。
不動産登記規則第114条(構造)
建物の構造は、建物の主な部分の構成材料、屋根の種類及び階数により、次のように区分して定め、これらの区分に該当しない建物については、これに準じて定めるものとする 構成材料による区分
木造、土蔵造、石造、れんが造、コンクリートブロック造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
屋根の種類による区分
かわらぶき、スレートぶき、亜鉛メッキ鋼板ぶき、草ぶき、陸屋根
階数による区分
平家建、二階建(三階建以上の建物にあっては、これに準ずるものとする。)
不動産登記規則第115条(床面積)
建物の床面積は、各階ごとに壁その他の区画の中心線(区分建物にあっては、壁その他の区画の内側線)で囲まれた部分の水平投影面積により、平方メートルを単位として定め、一平方メートルの百分の一未満の端数は、切り捨てるものとする。

では、誰に依頼してもいいのでしょうか?

我々は、違うと考えています。

この記事では、建物表題登記はどのような土地家屋調査士に依頼をすればいいのかを解説しています。

万が一記事を読んでいただいても問題が解決しない方は、是非土地家屋調査士法人えんに相談してください。

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1、建物表題登記は、土地家屋調査士を選ぼう!

建物表題登記は、土地家屋調査士を選びましょう。

建物表題登記は、建物を新築した時に申請する登記です。
登記される内容は、建物の所在、家屋番号、種類、構造、床面積、新築年月日等です。

これらの内容は、不動産登記規則でどのように登記するのかが決まっていますので、土地家屋調査士に依頼すれば同じ内容で登記されます。

登記された内容は、下のように登記簿に記載されます。

では、なぜ土地家屋調査士を選んだ方がいいのかを解説します。

建物表題登記は、建物を新築したときにする登記です。
まだ、住んでいない状態の時に土地家屋調査士が建物を調査して登記をします。

建物表題登記は、建物が完成されていることを証明するために内部の写真を撮影して申請します。

写真を撮影するためには当然、建物の中に入ります。
この時にスリッパも履かずに作業服で入っていたとするとどうでしょうか?

もちろん土地家屋調査士がそのような無礼な事はするとは思いませんが、それでもよくわからない土地家屋調査士が自宅も調査に入るのはどうでしょうか?

ハウスメーカーなどで新築した時や建売住宅を購入した時の多くの場合ハウスメーカーや建売業者の紹介で土地家屋調査士に建物表題登記を依頼すると思います。

顔もみた事なければ、どんな土地家屋調査士かもわからない人に新築の建物を調査されるのは嫌ではないでしょうか?

今の時代、ホームページがあるのが当たり前です。
少なくともホームページでどのような人物なのか?どのような顔をしているのか?
どのような考えで業務を行っているのかを理解してから依頼してはどうでしょうか?

建物表題登記は、最低限のルール

・汚れた作業着で建物の調査をしない
・綺麗なスリッパを持参して履き替える
・アルコール消毒をしてから室内に入る

などを遵守する土地家屋調査士を選ぶようにしてはいかがでしょうか?

どの土地家屋調査士が登記しても同じ内容が登記されるから誰でもいいではありません。
同じ内容が登記されるからきちんと人を選んでください。

実際にご相談があり、弊社を選んでくれた方の事例とインタビューをお読みになりたい方は、「親身になってくれる土地家屋調査士さんのおかげで、安心の建物登記が実現しました!」をご参照ください。

建物表題登記について詳しくお知りになりたい方は、「表題登記とは?新築建物表題登記について土地家屋調査士が徹底解説!」をご参照ください。

建物表題登記の費用について詳しくお知りになりたい方は、「建物表題登記の費用はどのくらいかかるの?専門家へのご依頼でお得に」をご参照ください。

2、 まとめ

建物表題登記は、ハウスメーカーや建売業者の紹介の土地家屋調査士に依頼することが多い登記です。

ハウスメーカーや建売業者の紹介だから安心というのはどうなのでしょうか?

新築の建物に汚れた作業着やスリッパも履かずに靴下で上がるということも想定できます。
このような事を防ぐためにもきちんとした土地家屋調査士を選ぶ事をおすすめします。

昔と違い現在は、インターネットが当たり前の時代です。
ホームページなどを検索してどんな土地家屋調査士が新築建物を調査するのかを知っておくだけでも安心できるのではないでしょうか?

土地家屋調査士と言っても色々な人がいるのは事実です。
常識ある土地家屋調査士を選んで建物表題登記を依頼してください。

この記事が、皆さんの大切な不動産(土地、建物)を安心・安全な価値にする一助になれば幸いです。

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