土地家屋調査士の補助者なら~専門化集団を目指す「えん」がおすすめ

・土地家屋調査士になりたい
・もっと経験が積める事務所に転職したい
・資格は持っているが、きちんとした事務所に勤務したい

このように思われて検索されたのではないでしょうか?

土地家屋調査士になりたいという人は年々減少しているようです。
受験人数がそれを物語っていると思います。

20年近く前は1万人を超える受験者数でしたが、現在は4千人くらいとなっています。

しかし、土地の売買では境界を確定させることが当たり前になり、相続の案件数も増加しており土地家屋調査士が必要とされる場面は増えています。

この記事を書いている2022年4月は、ロシア、ウクライナの戦争や急激な円安そして物価上昇と先が見えなくなってきています。

このような不安定な時は「資格」は最強だと思います。
土地家屋調査士は、土地家屋調査士法第1条で「不動産の表示に関する登記及び土地の筆界を明らかにする業務の専門家として、不動産に関する権利の明確化に寄与し、もって国民生活の安定と向上に資することを使命とする。」と規定されています。

法律で不動産の表示に関する登記及び土地の筆界を明らかにする業務の専門家とお墨付きをいただいている資格ですので安心できます。

土地家屋調査士法人えんも多くの人を採用してきましたが、実際はやめていく人も多いのが現状です。
この記事で、土地家屋調査士の補助者の現状を知っていただき、より多くの方が土地家屋調査士を目指していただければと思います。

どんな仕事でも自分がプロとして生きてくためには「近道」はありませんし、大変なことも多々あります。
それでも多くの方に土地家屋調査士という資格のすばらしさを知っていただくためにこの記事を書きました。

最後まで読んでいただき、多くの方が我々と一緒に専門家を目指していただければ幸いです。

1 土地家屋調査士の補助者とは?

土地家屋調査士の補助者は、読んで字のごとく土地家屋調査士を補助する人です。

土地家屋調査士の様々な業務を土地家屋調査士の指示の元、サポートするのが補助者であるというのが一般的な考え方です。

もちろんこの考え方が、間違っているわけではありませんが、土地家屋調査士法人えんでは、「補助者=将来の土地家屋調査士」という考えで育成に力を入れています。

次項以降で土地家屋調査士法人えんの補助者について詳しく解説します。

1-1 補助者の仕事

土地家屋調査士の補助者の仕事は、あくまでも本職の補助です。

土地家屋調査士法施行規則第23条でも「調査士は、その業務の補助をさせるため補助者を置くことができる。」と規定されています。

 

土地家屋調査士法施行規則第23条
①調査士は、その業務の補助をさせるため補助者を置くことができる。
②調査士は、補助者を置いたときは、遅滞なく、その旨を所属の調査士会に届け出なければならない。補助者を置かなくなつたときも、同様とする。
③調査士会は、前項の規定による届出があつたときは、その旨をその調査士会の事務所の所在地を管轄する法務局又は地方法務局の長に通知しなければならない。

また、補助者についての指導監督については、土地家屋調査士倫理規定17条で次のように規定されています。

土地家屋調査士倫理規定第17条
①調査士は、常に、補助者その他業務に従事する者の業務について指導監督を行わなければならない。
②調査士は、補助者その他業務に従事する者に、その業務を包括的に行わせてはならない。

このように補助者任せは、ダメだと記載されています。
事実、補助者任せで懲戒の対象となったケースもあります。

土地家屋調査士法人えんは、必ず本職が拠点やユニットの先頭に立って少人数体制で実務を行っています。
そして、補助者に対して明確な指示を出して本職の補助を行ってもらいます。

私の補助者時代(20年前以上)は、「先輩の背中を見て覚える」といった時代でした。
今は、そういった時代ではないと言いたいですが、実は何も変わっていないのではないかと思います。

これは個人的な考えですが、土地家屋調査士の業界は、大きな事務所が少なく、実務も忙しいことから教育ということを考える余裕がないのだと思います。

事実、土地家屋調査士法人えんも少し前までは育成制度など全くありませんでした。
(現在は、何をすれば上にいけるのかがわかる育成評価制度があります。

1-2 補助者の給料

土地家屋調査士法人えんでは、補助者の給料は残業込みで25万円くらいです。

現在は、土地家屋調査士の補助者になりたいという人が少なくなってきています。
事務所によっては、高い給料を出しているところもあるかもしれません。

しかし、我々の考えは最初に高い給料を支払うより教育環境をしっかり整えて成長してもらい、徐々に給料を上げていくという形にしています。

なぜならば、土地家屋調査士法人えんの採用目的は、より多くの土地家屋調査士を輩出することにあるからです。

1-3 補助者の勤務形態

採用ページからの抜粋です。

原則9:00~18:00(休憩60分)
完全週休2日制(土日)
※状況により休日出社あり、その場合は別日に代休を取得可能
祝日、年末年始休暇(6日)
有給休暇(夏季・年末年始に取得奨励日あり)、
慶弔休暇、特別休暇

1-4 資格応援制度

土地家屋調査士法人えんでは、資格応援制度として、土地家屋調査士試験の受験予備校の「答案練習会」を事務所で購入し、社員に利用してもらっています。

以前は、色々なことをやっていましたが、土地家屋調査士試験に合格するためには本人が絶対に合格するという強い気持ちをもって日々勉強するしかないという結論に達し、その中でプラスαの勉強として「答案練習会」を資格応援制度としています。

1-5 補助者から土地家屋調査士へのキャリアアップ

土地家屋調査士法人えんは、2022年4月現在では、東京都立川市と神奈川県横浜市の2つに事務所で行っていますが、今後内部から多くの土地家屋調査士を輩出して多拠点展開を考えています。

補助者から土地家屋調査士になった方には、出店した拠点を任せていき、そこからさらに多くの土地家屋調査士を輩出してもらうようなキャリアアップもあります。

当然、個人事務所として独立をしても仕事がなくて困らないように、土地家屋調査士法人えんの業務を手伝うというプランもあります。

2 土地家屋調査士事務所の選び方

事務所の選び方は、様々です。

組織という枠にはまりたくないなら個人事務所がいいですし、将来は独立ではなく拠点長として組織運営をやっていきたいなら法人がいいと思います。

事項で、法人とと個人事務所の違いを解説します。

2-1 法人と個人事務所の違い

土地家屋調査士法人と個人事務所の業務の違いはありません。
法人にしても個人にしても土地家屋調査士法第3条の業務内容が業務となります。

法人、個人それぞれ良い面もあれば悪い面もあります。

以下で土地家屋調査士法人えんの土地家屋調査士四人が法人と個人事務所との違いについて対話したもの「土地家屋調査士法人とは何か?法人と個人事務所を徹底比較」を抜粋してご紹介します。

~以下抜粋~
対話参加者
土地家屋調査士法人えん 土地家屋調査士:小山・川本・平沼・脇谷

小山

川本

平沼

脇谷

        

小山:「土地家屋調査士法人」というキーワードで記事を作成するのに皆さんに土地家屋調査士法人と個人事務所について色々と聞かせてください。

小山:令和2年に法改正で一人法人が設立可能になって個人事務所との違いがなくなったように思いますが、実際の違いはなんでしょうか?

川本:一人法人が可能になったと言っても、一人で法人化する人は少ないと思います。
   一人法人化するメリットはお客様にというより事務所の社員にあるのではないでしょうか?
   社会保険や厚生年金への加入といった意味で・・・。

脇谷:私もそう思います。
   一人法人化しても実際は個人事務所と変わらない訳ですからお客様へのメリットは少ないと思います。

小山:ありがとうございます。
   では、法人と個人事務所の違いについても意見をお聞かせください。

平沼:先ほどの話と同じですが法人のメリットは本職の人数が多数いるところだと思います。
   実際の実務でもありますが、境界の復元方法で悩んだときなどでも自分のほかにも本職がいるので相談することも可能です。

脇谷:私も同意見です。
   我々は、お客様の大切な財産界を特定していく非常に重要な業務を行っていますので間違えることは許されません。
   自分のほかにも本職いるのは安心できます。

川本:境界の立会いなどでどうしても都合がつかない場合でも本職が複数いれば対応も可能ですので、そういう意味でもいいですね。

小山:私も皆さんと同じ意見です。
   周りに仲間がいるのは安心です。
   人間なので体調が悪いときもありますし、どうしても休まなくてならないときなどの場合でもお客様に迷惑をかけずにすむのがいいです。

川本:先日も、ずっとお願いしていた土地家屋調査士が年齢を原因に廃業してしまったのでやってもらえますという相談がありました。

平沼:土地家屋調査士も高齢化が進んでいるので今後もこのような相談があるんでしょうね。

脇谷:そういう意味では法人は安心ですね。
   世代交代がうまく進めばですが。

小山:補助者の育成が鍵ですね。

小山:その他、個人事務所との違いは何かありますか?

川本:同じ法人の仲間ですが、ライバルというのもあります。
   ほかの本職より能力が劣ると思われたくないので自己研鑽は怠れません。

平沼:確かに、それはありますね。
   誰にも負けたくないです。
脇谷:同感です。

小山:本職が、自己研鑽をしていれば補助者もさぼるわけにはいきません。
   事務所全体が、良い雰囲気になりますよね。

小山:一人だと業務をこなすだけで終わってしまいますが、複数の本職がいることによって新しいテクノロジー(ドローンや3Dスキャナー)などもやっていこうとなります。

川本:はい、すごくいいと思っています。
   でも、テクノロジーは法人化したからではなく小山代表が好きなだけでは(笑)

平沼脇谷:確かに(笑)

小山:ですね。

小山:忙しい中、お時間割いていただきありがとうございました。
   土地家屋調査士法人えんからもっと多くの仲間を輩出して、もっとお客様の期待に応えられるような事務所にしていきたいと考えています。
   どうぞよろしくお願いします。

2-2 土地家屋調査士法人えんが目指す「専門家集団」とは?

土地家屋調査士法人えんのミッション

このミッションを達成するためのヴィジョン

土地家屋調査士法人えんは、ミッションを達成させるために存在し、そのために多くの仲間を集めて専門家集団になることをヴィジョンとしています。
綺麗ごとと笑われる方もいるとは、思いますが富士山に登ると思わなければ絶対に富士山の山頂に立つことはできません。

3 土地家屋調査士法人えん「応募フォーム」はこちら


記事を読んでいただいて土地家屋調査士法人えんで働いてみたいと思われた方は、応募フォームより応募してください。

皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

応募フォーム」はこちらをクリックしてください。

4 まとめ

「土地家屋調査士 補助者」という内容で書かせていただきました。

土地家屋調査士の補助者になろうとする方は、色々な媒体を検索されている方も少なくないと思います。

土地家屋調査士法人えんも採用しようと考えた時には、色々な採用会社を利用します。

しかし、文字数制限などもあることから思っていることを伝えられない場合が多く、実際に面接に来ていただき、内定を出させていただいても辞退するというケースも少なくはありません。

今回このような記事を書こうと思ったのは、本気で土地家屋調査士になろうと考えている方に是非一緒に専門家集団を目指してもらいたいと考えたからです。

土地家屋調査士という資格は非常にマイナーな資格ですが、とてもやりがいのある資格です。

この記事を読んで少しでも土地家屋調査士法人えんに興味が出たら応募フォームよりエントリーしてください。

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