
私はかつて、本気で「規模での日本一」を目指していました。
けれど今、私の考えははっきりと変わりました。今日はこの場を借りて、私が「土地家屋調査士法人えん」を通じて最終的に創り上げたい組織の姿
その”最終形態”についてお伝えしたいと思います。
目次
1. 私はかつて「規模での日本一」を目指していた

拠点を増やし、人を増やし、業界で一番大きな存在になること。
それが事業家としての勝利であり、自分の正解だと信じて疑いませんでした。
けれど今、私の考えははっきりと変わりました。
規模が大きくても、お客様のためにならない組織なら、そんなものは要らない。
これが、長く走り続けてきた私がたどり着いた、偽らざる本音です。
1-1. なぜ、私は「規模」を手放したのか
それは、ある事実に気づいてしまったからです。
「規模が大きい」ことと、「お客様のためになっている」ことは、まったくの別物だ――と。
どれだけ拠点が多くても、どれだけ人数が多くても、その一件一件の仕事がお客様の本当の安心につながっていなければ、その組織が存在する意味はありません。
むしろ、大きさだけを追い求めた結果、品質が薄まり、お客様に向き合う時間が削られていくのなら、それは本末転倒です。
数字が伸びていく心地よさの裏側で、私はいつしか「業務を無事に終わらせること」自体がゴールになってしまっている自分に気づきました。
私が本当に欲しかったのは、ランキングの順位でも、見栄えのする拠点数でもなかった。
お客様が抱える「土地」や「境界」という人生に関わる大きな不安を、確実に解決へと導ける”実力そのもの”だったのです。
2. 私が目指すのは「言われたことをこなす集団」ではない

はじめにお伝えしておきたいのは、私が創りたいのは、上から言われた業務をただ淡々とこなすだけの集団では決してない、ということです。
私が目指しているのは、一人ひとりが己の分野において「誰にも負けない絶対的な武器」を持ち、いかなる困難なミッションも、完璧なオペレーションで解決へと導く【究極の専門家集団】です。
各分野のトッププロフェッショナルが集結する。
難題を前にしても慌てず騒がず、涼しい顔でクリアしてみせる。
そして、過程の苦労を語るのではなく、圧倒的な成果という”事実”だけを、静かにクライアントへ差し出す。
お互いの高い実力を心からリスペクトし合い、一つの目的に向かって全員が完璧に連携し、盤面そのものを支配していく。
それこそが、私の求める「プロとしてのカッコよさ」であり、えんが目指す姿です。
2-1. これは「一匹狼の寄せ集め」ではない
ここで誤解しないでいただきたいのは、これは「孤高の一匹狼の寄せ集め」ではない、ということです。
一人ひとりが圧倒的に強い。
だからこそ、自分の専門外では仲間を信頼して任せられる。
誰かの弱点を別の誰かの強みが自然に覆い、チーム全体としては一分の隙もない布陣になる。
個の力と、チームの連携。
その両方が極限まで高まった状態こそ、私が描く理想の組織です。
本物の専門家集団とは、強い個人がバラバラに動く集団ではありません。
一人ひとりが己の武器を磨き抜いたうえで、その武器をチームの勝利のために惜しみなく差し出せる。
自分の手柄より、チームとしての成果を優先できる。
そういう成熟した強さを持った人間が集まったとき、組織は誰にも止められない力を発揮します。
「自分はこの分野では誰にも負けない」と胸を張って言える武器を、全員が一つは持っている。
その武器が掛け合わさったとき、一人では到底届かなかった高みに、チームとして到達できる。それが、私の信じる組織の力です。
3. 神は細部に宿る ―― すべての局面に「えんの美学」を

私が大切にしている言葉に、「神は細部に宿る」というものがあります。
本物のプロフェッショナルかどうかは、派手な部分ではなく、誰も見ていないような細部の一手に表れる。
私はそう信じています。
土地家屋調査士の仕事は、いくつもの局面の積み重ねでできています。
現場での測量。
緻密で正確な図面の作成。
役所や隣接地とのタフな交渉。
その一つひとつに、私は「えんのプロフェッショナルとしての美学」を宿してほしいと考えています。
測量では、ただ数字を取るのではなく、後の工程やお客様の安心までを見据えて、最後の一点にこだわる。
図面は、見る人が一目で理解できる正確さと誠実さを、一本の線にまで込める。
交渉の場面では、感情ではなく筋道で相手を動かし、お客様の権利を守り切る。
ミリ単位の精度。
たった一行の注記。
電話一本の言葉選び。
お客様からは見えない、その細部にこそ、その人の本物の実力が宿ります。
神は細部に宿る。
凡事を徹底できる者だけが、本当の難題を制することができる。
私はそう思っています。
たとえば、一本の境界線。
その背後には、何十年も前の経緯、当時の資料、関係者の記憶、現地に残されたわずかな痕跡があります。
それを丁寧に読み解き、ミリ単位で正確に復元する。
手を抜こうと思えばいくらでも抜ける作業です。
けれど、その一点を妥協しないかどうかが、後々のお客様の人生を大きく左右する。だからこそ、誰も見ていない場所でこそ手を抜かない。
それが、プロの矜持だと私は考えています。
プロのカッコよさは、誰も見ていない一点へのこだわりに宿る。 そして、最後に語るべきは言い訳ではなく、事実だけだ。
圧倒的な成果という事実を積み重ねた者だけが、本物の信頼を勝ち取ることができる。
私はそう信じています。
そして、皆さん一人ひとりが自立したスペシャリストとして機能したとき、私たちは他社の追随を許さない、絶対的なチームになります。
4. 「えんに頼めば、必ず解決してくれる」と言わせたい

私には、お客様に言わせたい言葉があります。
「えんに頼めば、どんな難案件でも必ず解決してくれる」
これを社交辞令ではなく、心からの信頼として口にしていただける。
そんな圧倒的な実力と誇りを持ったチームを、私は仲間と共に本気で創り上げたいと考えています。
複雑に入り組んだ境界。
感情的にこじれた隣接関係。
資料の残っていない古い土地。
一人で抱えれば押しつぶされそうな案件でも、測量に絶対の自信を持つ者、登記と法務の解釈に長けた者、交渉で相手の懐に入るのが得意な者。
それぞれが己の武器を持ち寄れば、まるで一枚の絵が完成するように、解決へと向かっていく。
4-1. 究極の専門家集団を支える「リスペクト」
言葉数は少なくても、全員の呼吸がそろう。お互いを心から認め合っているからこそ、誰かが苦しい局面に立たされた瞬間、別の専門家がすっと盤面に入り、連携で勝ち切る。
この「リスペクト」こそ、究極の専門家集団を成り立たせる土台だと私は考えています。
相手の実力を心から尊敬しているから、任せられる。
任されているから、その期待に全力で応えようとする。
馴れ合いではなく、互いの実力への敬意で結ばれた関係。
そこには、足を引っ張り合う空気も、誰かに頼り切る甘えもありません。
あるのは、プロ同士の静かで熱い信頼だけです。
肩書きで偉そうにするのではなく、仕事の”事実”で信頼を積み上げる。
私が創りたいのは、そういう人間が集う場所です。
5. だからこそ、誇りを持って働ける場所をつくる

最強のチームは、最高の環境からしか生まれません。
だからえんは、土地家屋調査士が主役として誇りを持って働ける場所であることに、徹底的にこだわります。
測量会社の下請けでも、他士業の傘下でもない、純粋な土地家屋調査士法人であること。
そして、やりがいだけで生活を犠牲にさせない、業界最高水準の給与体系と、長く活躍できる働きやすさを本気で追求し続けること。
一人の優れた知見を「個人の武器」だけで終わらせず、チーム全体の財産に変えていく。
現場で得た判断やイレギュラーへの対処を全員で共有し、複数の目で品質を担保する。
「誰に聞けばいいか分からない」という孤独が、ここにはありません。
「やりがい」という言葉だけで、生活や将来を犠牲にさせる。
そんな業界であってはならないと、私は強く思っています。
本物のプロが、誇りを持って、長く活躍し続けられる。
その当たり前を本気で実現することこそ、私が経営者として果たすべき責任だと考えています。
己を磨く厳しさと、それを支える環境。
その両方がそろって初めて、人は本物のプロへと育っていくと、私は考えています。
6. 一人ひとりが、この最強チームの主役だ

最後に、お伝えしたいことがあります。
一人ひとりが、この最強チームを形成する主役です。
己の専門性を極限まで磨き上げ、お互いをリスペクトし、完璧な連携で難案件を解決していく。
そして、お客様から「えんに頼めば間違いない」と言っていただく。
その圧倒的な高みを、私はあなたと共に目指したいと、本気で考えています。
神は細部に宿る。
プロのカッコよさは、誰も見ていない一点へのこだわりに宿る。
その美学に共感し、自分の武器を本気で磨きたいと思う方と、私は出会いたい。
合格は、ゴールではありません。
スタートラインです。
今すでに実務の現場で戦っている方も、独立して一人で奮闘している方も、これから一歩を踏み出そうとしている方も、それぞれの立場で「自分はこのままでいいのだろうか」という問いを、一度抱いたことがあるのでは
ないでしょうか。
もしその問いの先に「もっと高みへ行きたい」という渇きがあるなら、ここはきっと、あなたの武器を最大限に磨ける場所になります。
この文章を読んで、もし心のどこかに「ここでなら、本物のプロになれるかもしれない」という小さな火が灯ったなら、それは新しい”縁”の始まりかもしれません。
事務所見学やカジュアル面談も歓迎しています。
あなたの資格と情熱を、「日本の不動産を安心・安全にする」最強チームの一員として、一緒に使ってみませんか。
己の専門性を極限まで磨き上げ、共に圧倒的な高みを目指しましょう。引き続き、よろしくお願いいたします。
[土地家屋調査士法人えんで働いてみたいと思った方へ]
土地家屋調査士法人えんでは、共に圧倒的な高みを目指す仲間を募集しています。 新卒・中途・有資格者・補助者を問わず、少しでも興味をお持ちいただけましたら、採用ページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
https://en-groups.com/recruit/



